小さい頃に分からなかったことが、大人になってある日ふとわかるようになったりしませんか。
シャケフレークという瓶詰めを知ったのが小学生の3年生くらいで、
それまでしゃけのご飯といえば
母がほぐしてくれた焼きしゃけを混ぜたもので
しゃけのおむすびといえば焼きしゃけのぽろっとした身が中にはいっているもので
瓶に入ったしゃけなんて見たことがなかった。
学校で同級生と話していたら瓶に入ったしゃけのことを知りどうやらそれはシャケフレークというらしいと帰ってから母に話した。
買って欲しいと必死に泣いて訴えて、スーパーで買って貰っておむすびにして貰って口に合わなくてまた泣いた。
そんな出来事はもう何十年忘れていたのに
この間焼きしゃけを見て急に思い出し
ああ、あれは愛だったのかと思ったりした。
そんな私は実は魚恐怖症ってやつで
自分で魚を触ることが恐い。
それに気づいたのは20歳を過ぎた頃だったけれど、母は私の小さい頃から気づいていてほぐしたお魚を食べさせてくれていたらしい。
ああ、もう
愛というのはどこまでも深いものだと思った。